(C) vnexpress, DJ TIT |
今、ハノイのクラブシーンで最もホットな女性DJと言われている「DJ TIT(本名:チャン・ティ・トゥイ・ティエン)」は、まだ18歳という若さながら、同市のクラブで引っ張りだこの人気DJだ。
ボディーラインを強調したセクシーな衣装とハイヒールがトレードマークの彼女は、色鮮やかな照明の中でも一際目立つ存在感を放っている。薄化粧で仕事中は服装もシンプル(他の女性DJと比べて)だが、そのスタイルの良さと魅力的な笑顔で、ハノイで最もセクシーな女性DJと言われるようになった。
TITは生後僅か2日のときから、母親と離れ離れで暮らしていた。彼女は祖父母の家に預けられ、祖母を母親代わりにして育った。幼い彼女は母親のことを恋しがったが、その母親は5歳の頃に亡くなったという。
「子供の頃は悪戯好きのお転婆娘で、クラスの子達とふざけあってばかりいました。学校では母親がいないことで、皆から馬鹿にされることも多かったです」TITは当時を振り返ってこう語った。
その後、中学3年生で学校を辞め、美容師になるため単身ハノイへと渡った。祖父母はTITに安定した仕事に就いて欲しいと願っていたので、彼女がハノイ行きを決めたときはとても心配したという。当時は彼女も自分がクラブDJになるなどとは夢にも思っていなかった。