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- 大気質指数、ハノイ市全体平均234に上昇
- ホーチミン市の大気の質ははるかに良好
- 全国で最も空気がきれいな省はザライ省
ハノイ市では最近、大気汚染が深刻化している。スイス企業「IQAir」によると、12日午前8時15分時点で、大気汚染の程度を示す大気質指数(Air Quality Index=AQI)が市全体の平均で234となり、世界で最も空気が汚い都市となった。
AQIは、◇緑(0~50):良い、◇黄(51~100):並、◇橙(101~150):敏感なグループにとっては健康に良くない、◇赤(151~200):健康に良くない、◇紫(201~300):極めて健康に良くない、◇栗色(301~500):危険の6段階で評価している。
大気質情報を提供する資源環境省のアプリ「VNエア(VN Air)」によると、12日午前8時00分時点で、同市ザイフォン(Giai Phong)通りにあるハノイ工科大学(HUST)のパラボールゲートエリアは大気質指数が205で、全国で最も空気が汚い場所となった。
一方、ホーチミン市の大気の質はハノイ市よりもはるかに良好で、ホーチミン市の観測所2か所で観測された大気質指数はそれぞれ22(良い)、75(並)だった。
なお、全国で最も空気がきれいな省・市は南中部高原地方ザライ省となっている。12日午前8時15分時点で同省の観測所2か所で観測された大気質指数はそれぞれ8(良い)、16(良い)だった。