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- 米国の越人留学生2.2万人で前年比微増
- 1位はインドの33.1万人、中国は2位後退
- 越人留学生の半数がSTEM学習に関心
米国への留学生数に関する調査を実施しているIIE(米国国際教育研究所)が先般発表した最新レポート「オープン・ドアーズ2024(Open Doors 2024)」によると、ベトナムからの留学生数は前年度から微増した。出身国別の留学生数ではASEAN最多をキープしたが、世界全体では台湾に逆転されて6番手に後退した。
レポートによると、2023~2024年度における米国への留学生は、世界210か国・地域以上から集まった112万6690人で、前年度から+6.6%増加して過去最多を記録した。このうち、ベトナム人学生数は全体の2.0%を占める2万2066人で、前年度から166人増加(+0.8%増)した。
ベトナムからの留学生は、コロナ禍以前に18年連続で増加していたが、新型コロナの影響が広がり始めた2018~2019年度から減少に転じた。その後、2022~2023年度に再び増加に転じて、今年度も僅かながら増加した。統計によると、ベトナム人留学生の半数近くが、STEM(科学、技術、工学、数学)分野を学ぶことに最も関心を持っているという。
なお、出身国・地域別での留学生数1位には、中国と入れ替わりでインドが浮上。インドからの留学生は前年度比+22.3%増の33万1602人で、全体の29.4%を占めた。以下、◇2位:中国(同▲4.2%減、27万7398人)、◇3位:韓国(同▲1.6%減、4万3149人)、◇4位:カナダ(同+4.0%増、2万8998人)、◇5位:台湾(同+6.1%増、2万3157人)と続いた。