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- 女性客が下敷きになり下半身まひに
- 被害女性、研修医の研修期間終えたばかり
- 退院後、K病院で仕事に復帰する予定
4月20日夜にハノイ市のカフェでガラス製カーテンウォールが落下し、女性客が下敷きになり下半身まひとなった事故で、被害者の女性が治療とリハビリを終えて7月30日に3か月ぶりに退院した。
被害者のH・M・Lさん(29歳)は、椎体と肋骨の骨折、脊髄と内臓の損傷などの重傷を負い、ハノイ医科大学病院で複数回の手術を受けた。Lさんは、研修医の研修期間を終えたばかりで、事故直前までは国内トップクラスのがん専門病院であるハノイ市のベトナム国立がんセンター(K病院)に勤務していた。
K病院の責任者は同日、ハノイ医科大学病院を訪れ、Lさんの退院を祝って花束を贈った。Lさんは退院後、K病院で仕事に復帰する予定だ。
事故現場は、ハノイ市ドンダー区チュンリエット街区タイハー(Thai Ha)通り1番地にある高層ビル「ベト・タワー」の1階に入居するカフェチェーン「ザ・コーヒー・ハウス(The Coffee House)」。
ザ・コーヒー・ハウスによると、同チェーンとLさん側は賠償案について合意したという。なお、賠償額は明らかにされていない。