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- 食中毒件数・死者数は減も患者数は3倍に
- 24年1~6月期の食中毒患者数は2138人
- 屋台や露店での食中毒発生件数が増加
保健省の統計によると、2024年1~6月期に全国では食中毒事件(急性アルコール中毒含む)36件が発生した。同期に食中毒を発症した患者数は2138人で、このうち6人が死亡した。
同期に発生した食中毒発生件数は前年同期比▲10%減、死者数も同▲45.5%減少したが、患者数で見ると、前年同期の3倍へと急増した。
地域別で見ると、北部山岳地方で減少したのに対し、中部沿岸地方と東南部地方では増加した。学校や会社の調理場、家庭、冠婚葬祭で発生する食中毒が減少した一方で、飲食店やレストラン、ホテル、特に屋台や露店での発生件数が増えた。
食中毒の主な発生原因は、微生物汚染と自然毒。死亡に至る主な原因は、アルコール中毒と自然毒によるものとなっている。なお、微生物に汚染された食品としては、主に豚肉の加工品や鶏肉を使った料理などがある。