(C) nchmf |
- 21日午前に南シナ海で台風2号が発生
- 23日頃ベトナムと中国国境付近に上陸
- 24日頃には熱帯低気圧に変わる見通し
南シナ海で現地時間21日午前、台風2号(アジア名:プラピルーン、日本では台風4号)が発生した。今後あまり勢力を強めずにベトナムと中国国境付近の大陸方面へと進み、23日ごろに上陸。24日ごろには熱帯低気圧に変わる見通し。
日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム時間22日午前8時時点での中心気圧は990hPa、中心付近の最大風速は25m/s、最大風速は35m/sとなっている。
この台風の影響で、ベトナム中部では21日の昼から夜にかけて、1時間に20~30mmの強い雨や落雷に見舞われ、ところによっては1時間に80mmを超える猛烈な雨が降った。一方、北中部や北西部、南西部でもにわか雨や雷雨が観測された。
気象当局は、山間部では急激な増水(鉄砲水)や地滑り、低地や都市部では洪水のリスクがあるとして注意を呼び掛けている。