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- 観光船とフェリーが衝突、重傷者3人
- ガイドが右腕切断、外国人客2人が骨折
- 地元警察が事故原因を調査中
19日午後5時30分ごろ、カンボジア・プノンペンからベトナムに戻る途中の観光船がフェリーと衝突し、3人が重傷を負う事故が発生した。観光船には42人の外国人観光客が乗っていた。このうち1人は腕を切断する大怪我だった。
南部メコンデルタ地方アンザン省タンチャウ町ビンスオン村(xa Vinh Xuong, thi xa Tan Chau)のブイ・タイ・ホアン党委書記によると、同省を流れるティエン川で、ハンチャウ・ツーリスト(Hang Chau Tourist)が運航する観光船と、川の両岸を結ぶフェリーが衝突。この事故で3人が重傷を負って病院に緊急搬送された。
V・V・N氏(男性・49歳、アンザン省在住)が操縦するフェリーが、乗組員3人と外国人観光客42人を乗せた観光船の船体左に衝突。この事故により、観光船が大破し、観光ガイドのA・D・R・Z氏(男性・36歳、同省在住)が右腕切断と両脚骨折の重傷。また、ドイツ国籍のK・D・H氏(男性・67歳)とフランス国籍のK・P・A氏(男性・57歳)が左脚を骨折した。
負傷した3人はタンチャウ病院に緊急搬送されたが、ガイドの男性はさらなる治療のため、チャウドゥック総合病院に転送となった。現在、タンチャウ町警察はアンザン省警察と協力して、事故発生の詳しい原因などを調査している。
ビンスオン国際国境検問所の代表者は今回の事故について、「観光船がフェリーの前を猛スピードで通過しようとしたが、間に合わずにフェリーと衝突した」と語っている。