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- 技術系に強いフェニカー大学が5つ星認定
- 1000満点中808.5点、ポイント大幅UP
- 前回2000年の格付けでは4つ星評価
ハノイ市ハドン区にあるフェニカー大学(Phenikaa University)は20日、大学の格付けシステム「ユニバーシティ・パフォーマンス・メトリクス(University Performance Metrics=UPM)」の5つ星認定の授与式を開催した。
UPMは教育訓練省の支援を受けて、ベトナム国家大学ハノイ校の研究グループが開発した国内初の大学格付けシステム。2000年に第1回目となる格付けが発表され、今回が2回目の発表。UPMには現在、ベトナムやインドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、日本、韓国、台湾、米国など12か国・地域の大学・研究機関が参加している。
フェニカー大学は2007年設立の私立大学。2017年に地場コングロマリット(複合企業)フェニカーグループ(Phenikaa group)の傘下となり、現在の名称となった。技術系に強い大学として知られ、近年はイノベーション分野への意欲的な投資が目立つ。
前回4つ星だったフェニカー大学は、今回の格付けで1000満点中808.5点を獲得し、前回から+200点以上もポイントを上げ、研究指向大学グループの格付けで総合評価5つ星の認定を受けた。評価される8つの分野のうち、◇戦略管理、◇研究、◇イノベーション、◇コミュニティ活動の4分野で5つ星に認定された。