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- 父親と息子が口論、もみ合いになり刺殺か
- 家族が警察に通報せずに葬式を執り行う
- 警察、情報把握し現場検証や検死を実施
南中部沿岸地方ビントゥアン省警察は29日、同省ファンティエット市フンロン街区在住のT・V・Tさん(男性・42歳)の死と、Tさんの死後すぐに家族によって葬式が行われた件について、捜査を進めていることを明らかにした。
警察の調べによると、Tさんの死を引き起こしたのは実の息子(19歳)。息子によると、25日23時頃、結婚についてTさんと話をしたものの、当時Tさんが酒を飲んでおり、結婚に同意しなかったため口論となり、その後怒ったTさんが台所に行って刃物を取り出した。息子が刃物をTさんから取り上げようとしたところもみ合いになり、刃物がTさんの胸に刺さり、その場で死亡するに至ったという。
事が生じた後、息子と家族は警察に通報しないことに決め、自分たちで現場を片付け、葬式を行った。
27日に警察は、胸に傷を負って死亡した男性の葬式が執り行われているという情報を把握。捜査に乗り出し、現場検証や、火葬前だった遺体の検死などを実施し、事件の解明を進めている。