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- 元共産党中央委員3人を含む37人有罪
- 元保健相に収賄罪で禁固18年の判決
- ベトアー元社長、不正利益で禁固29年
ベトナム人民軍の軍医学院と地場ベトアー・テクノロジー・コーポレーション(Viet A Technology Corporation、ホーチミン市)から成るコンソーシアムによる新型コロナウイルス検査キットの研究開発(R&D)、評価、流通認可、価格設定、購買調達に関する汚職事件で、ハノイ市人民裁判所は12日、被告38人中37人に有罪判決を下した。東南部地方ビンズオン省保健局傘下の疾病管制センター(CDCビンズオン)のグエン・タイン・ザイン元所長のみ刑事責任を免れた。
グエン・タイン・ロン元保健相、チュー・ゴック・アイン元科学技術相、北部紅河デルタ地方ハイズオン省共産党委員会のファム・スアン・タン元書記の3人の被告は元共産党中央委員。3人の元党中央委員が同じ事件の裁判で判決を受けたのはこれが初めて。
ロン被告は収賄罪で禁固18年、アイン被告は公的資産の使用・管理に関する国家規定に違反し損失・浪費をもたらした罪で禁固3年、元科学技術次官のファム・コン・タック被告もアイン被告と同じ罪で禁固3年の判決を受けた。
裁判所は、ベトアーのファン・クオック・ベト元社長が、検査キットを製造・販売して不正な利益を得るために、主犯格としてロン被告やグエン・フイン被告(ロン被告の元秘書)、グエン・バン・チン被告(元副首相補佐官)らと結託して多くの法律違反を犯したと認定し、ベト被告に禁固29年の判決を下した。