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- 日本人含む多国籍ギャンブラー起訴
- 会員登録制で数千人の会員集める
- 警察、捜査範囲を拡大中
公安省傘下の捜査警察機関は10日、ハノイ市カウザイ区イエンホア街区にある違法ポーカー賭博場「ルーカス・パレス・クラブ(Lucas Palace Club)」を摘発したと明らかにした。
同事件では、11人が賭博開帳容疑、16人が賭博容疑で起訴された。賭博容疑で起訴されたギャンブラーの中には、日本人や韓国人、中国人など多くの外国人が含まれる。
捜査結果によると、2019年10月に設立されたTPTハノイサービス(TPT Hanoi Service)が、イエンホア街区マックタイトー(Mac Thai To)通りにある住宅を賃借して「ルーカス・パレス・クラブ」を運営し、違法ポーカー賭博を開帳していた。
違法賭博の開帳による利益は、元締めのチャン・スアン・ミン容疑者(男・33歳)とダオ・アイン・ズン容疑者(男・31歳)の2人が受け取っていた。
ポーカートーナメントに参加して賞品を獲得したり、ポーカー形式でギャンブルをしたりするには会員登録が必要で、クラブは摘発されるまでに数千人もの会員を集めていた。
警察は張り込み捜査を経て、10月15日に摘発に踏み切った。立ち入り検査では、ポーカーチップやポーカーテーブル、パソコン、トランプ、現金、携帯電話など、犯行に使われたとみられる多数の証拠物件が押収された。賭博の総額は約200億VND(約1億1800万円)に上る。
同事件を巡り、警察は捜査範囲を拡大している。