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- フォー作りを国家無形文化遺産に申請
- フォーの行商は古き良きハノイの風景
- ハノイ食文化フェスティバル開催
ハノイ市文化スポーツ局のドー・ディン・ホン局長は、「ハノイ食文化フェスティバル2023」の記者会見で、ハノイ市が「首都におけるフォー作り」を国家無形文化遺産として提案するための申請書作成を進めているところだと明らかにした。
ハノイ市のフォーはもともと、天秤を担いだ行商によって商われ、道々を練り歩き、小さな路地の奥まで響く行商の掛け声が、古き良きハノイ市の風景だった。今はこのような行商はほとんど見られなくなったが、ハノイ市のフォーの価値と味は色褪せないでいる。
「首都におけるフォー作り」の国家無形文化遺産申請が終われば、ハノイ市は他の省・市と連携して、「ベトナムのフォー作り」を無形文化遺産として国連教育科学文化機関(ユネスコ)に申請する予定だという。
これ以前には、南中部沿岸地方ダナン市ナムオー(Nam O)のヌクマム(魚醤)作り、南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島のヌクマム作りが国家無形文化遺産として登録されている。
「ハノイ食文化フェスティバル2023」は、12月1日(金)から3日(日)の日程でハイバーチュン区チャンニャントン(Tran Nhan Tong)通りにある統一公園(cong vien Thong Nhat)で開催される。