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フランスの首都パリで22日に開催された第24回世界遺産条約締約国会議で、ベトナムが国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の委員国に選出された。任期は2023~2027年。同委員会の委員国に選出されるのは2回目で、前回の任期は2013~2017年だった。
世界遺産条約締約国会議に出席したベトナム代表団団長で、ベトナム・ユネスコ国家委員会委員長のハー・キム・ゴック外務次官は、ユネスコの最も重要な執行機関において2回目の委員国に選出されたことは重要な意義があると評価した。
ゴック氏は、委員国選出の際の投票で、ベトナムがアジア太平洋地域の候補国の中で最高の得票、また選出された9か国の中で3番目に高い得票だったことは、国際舞台におけるベトナムの威信と、国際機関でのベトナムの運営能力に対する国際社会の信頼と支持を示すものとの認識を示した。
ベトナムは世界遺産委員会の委員国になったことにより、世界遺産条約の実行により多くの貢献をするとともに、ベトナムの世界遺産の保存と活用の関係の調和的な扱いについて、世界の経験を学ぶ機会を得たことになる。