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北部紅河デルタ地方タイビン省選出のグエン・バン・フイ国会議員は20日に開かれた国会で、学校外補習クラスを「条件付き許認可事業」とすることを教育訓練省に提案した。
フイ議員はこの席で、「保護者によると、教師が学校で十分な授業内容を確保せず、補習クラスで残りの内容を教えたり、補習クラスで試験内容と同様の問題を練習させたりしている」と問題点を指摘。
現行規定では、教師は学校以外で補習クラスを開いて自分の教え子に授業を行ってはならないと規定されるが、実際には放課後に教師の自宅などで補習クラスに参加している生徒が多いのが現状だ。
フイ議員は教育訓練省に対し、学校授業の質を確保させるための対策に取り組む必要性を主張。
同氏は、「医師が病院以外で個人診療所を開設できるのと同じく、教師も正当な権利として補習クラスで教鞭をとることができる」との持論を展開し、補習クラスを「条件付き許認可事業」とすることを提案した。