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ホーチミン市1区人民委員会はこのほど、1区ベンタイン市場前のクアックティチャン広場(旧ロータリー)の景観改造とベンタイン市場の改修計画を同市人民委員会に報告した。計画には、旧ロータリーに設置されていたチャン・グエン・ハン将軍の騎馬像と女学生クアック・ティ・チャンの胸像を元の位置に戻すことも含まれる。
景観改造の対象となるのは4万5835m2(広場に付随する道路や歩道、施設も含む)で、4つのエリアに分けている。4つのエリアは、◇エリア1:ベンタイン市場とその周辺(2万3320m2)、◇エリア2:サイゴン鉄道運輸[SRT](Saigon Railway Transport)前の一帯(2475m2)、◇エリア3:オフィスビル「ザ・ワン(The One)」前の一帯(8210m2)、◇エリア4:9月23日公園の一部(8210m2)。
1区人民委員会によると、チャン・グエン・ハン将軍の騎馬像は、劣化が激しく修復する必要があるため、より耐久性のあるブロンズで復元し、完成後に元の位置に設置する。クアック・ティ・チャンの胸像は、エリア3のザ・ワンビル前に設置する。
2024年9月までに投資手続きを済ませ、翌10月から2025年4月にかけて改造工事を実施する。2体の像は4月30日までに設置する予定だ。改造およびハン将軍騎馬像の復元にかかる費用は1570億VND(約9億6900万円)で、市の予算から拠出する。