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東北部地方ランソン省フウルン郡ホアラック村(xa Hoa Lac, huyen Huu Lung)を通過する国道1A号線で10月31日午前2時10分ごろ、同省からハノイ市方面に向かって走行していた16席の長距離バスが道端に停車していたコンテナトレーラーに追突し、さらに対向車線を走行していたコンテナトレーラーと衝突する事故が発生した。
この事故により、バスは大破し、乗客5人が死亡した。このうち4人は即死、1人は救急搬送中に死亡した。このほか、9人が負傷し病院に救急搬送された。
事故が発生した地点は、見通しの悪いカーブだった。追突されたコンテナトレーラーは、エンジン故障のためやむを得ず道端に停車しており、車両の後方約16mの地点には車両停車中を警告する表示板を設置していた。
交通運輸省車両登録検査局によると、事故に遭った車両3台は、いずれも車検有効期間内だった。アルコール検査では、運転手3人の飲酒は認められなかった。ただし、同省傘下道路局によると、バスのドライブレコーダーには10月30日午前4時59分以降のデータがないという。
この事故をめぐり、関連機関は捜査を急いでいる。