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12日に開かれた医学研究シンポジウムで、ベトナム医学協会副会長のグエン・バン・キン教授(元中央熱帯病病院院長)が明らかにしたところによると、ベトナムは日本製デング熱ワクチンの接種トライアルに参加する。
これまでの試験結果では、日本で新たに開発されたデング熱ワクチンは、4種類のデング熱ウイルスすべての予防に効果があることが確認されたという。
保健省によると、ベトナム国内では2023年に入ってからこれまでに9万人以上のデング熱感染者が確認されており、このうち26人が死亡した。特に、首都ハノイ市では同期間に確認されたデング熱感染者数が前年同期の3倍以上に当たる約1万8000人に達し、流行が拡大している。