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ホーチミン市人民委員会はこのほど、同市交通運輸局と関連機関に対し、交通運輸局が報告した計画に従って市中心部(1区)の一部の道路の空間や交通の改善策を試験的に実施するよう指示した。
同市人民委員会は同市内務局に対し、交通運輸局や関連機関と協力して「交通改善策試行作業グループ」を設置し、改善策を実施するよう求めた。グループには交通運輸局、計画建築局、財政局、計画投資局、建設局、1区人民委員会などのほかに、日本人専門家が参加する。
交通運輸局の報告によると、同局は1区タイバンルン(Thai Van Lung)通りを観察した上で、試行場所として選んだ。道路や交通の改善策として、◇車道・歩道・付帯施設の改修、◇道路の両側の駐停車位置や商品販売施設の位置の見直し、◇交通の調整、◇公益施設やスマート駐車システムの設置などを提案している。
1区の住民ホー・フィー・ハックさんは、「車道や歩道の路面は駐車する自動車やバイクで占拠されている。歩行者の安全や都市の美観を守り、路面を管理するためにも改善策が必要だ。試行が成功したら別の道路にも広げて欲しい」とこの取り組みを歓迎している。