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南中部沿岸地方ダナン市人民委員会は14日、「インテリジェントオペレーションセンター(Intelligent Operation Center=IOC)」を開所した。
ダナン市のスマートシティ化における重要施設で、ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)が協力した。
IOCは、都市のあらゆる分野の情報、データを集積し、監視・分析・表示することで、市指導部の指示や施策、市のリソースの管理運営の効率化、最適化を支援する施設。市民は、アプリ「ダナンスマートシティ(Danang Smart City)」を利用することで、渋滞区間、冠水地域、環境の状態のほか、自然災害など緊急事態が生じた際の情報が適時に得られるなど、生活水準の向上につながるメリットがある。
ダナン市は、情報通信局が2020年に「スマートシティ監視サービスセンター」を試験的に立ち上げ、情報通信省の指導に従って基本的なスマートサービスを提供してきた。この試験的施設をベースにIOCを整備し、機能を拡充。現在は15のスマートシティサービスを提供できる。