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ホーチミン市警察は10日、航空会社の客室乗務員やモデルなどを買春客に仲介していたボー・ティ・ミー・ハイン容疑者(女・26歳)を売春仲介容疑で逮捕したことを明らかにした。
ハイン容疑者は某航空会社の客室乗務員だったが、2022年10月に退職した。2021年からソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使って「成功した若い女性」を装い、数十万人のフォロワーを獲得していた。
仕事とSNSを介して多くの客室乗務員やモデルと知り合った同容疑者は、自分自身が売春するだけでなく、売春の仲介も行った。
警察は、張り込み捜査を経て証拠をつかんだ上で、8月9日に摘発に踏み切った。同日にホーチミン市1区のホテルの立ち入り検査を実施し、売春行為を働いていた男女4組を発見した。ホテルで買春客にサービスを提供していた女性4人のうち、2人は現役の客室乗務員だった。
同容疑者は常時約30人の売春婦を管理・手配していた。1回あたりの売春の料金は2700万VND(約16万3000円)、ワンナイトコースの場合は6000万VND(約36万円)だった。
容疑者の取り分は700万VND(約4万2000円)で、残りを売春婦が報酬として受け取っていた。さらには売春婦が同伴する「売春ツアー」も催行し、高額な料金を提示していた。
なお、同容疑者が逮捕までに得た不正利益は10億VND(約600万円)以上に達すると推定されている。同事件をめぐり、警察は裏付け捜査を進めている。