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南部メコンデルタ地方のカントー市とドンタップ省を結ぶ、同地域最大規模のバムコンフェリー乗り場(Pha Vam Cong)が9月2日の建国記念日から営業を再開する。両省当局が明らかにした。
100年近い歴史を持つバムコンフェリー乗り場は、カントー市とドンタップ省の間を流れるハウ川に架かるバムコン橋が2019年5月に完成したことで、同年6月末に閉鎖が決まった。
しかし、橋はフェリー乗り場から約4km離れており、バイクや小型トラックが橋を利用するには、かなりの距離を移動しなければならず、地元住民からフェリーの運航再開を望む声が強かったため、4年ぶりに営業を再開することとなった。
同区間のフェリーは、アンザンフェリー株式会社とドンタップフェリー運輸会社が運航する。当面は40~60t級のフェリー3隻で、午前4時から午後10時まで運航。運賃はバイクが6000VND(約35円)、7人乗り未満の乗用車と3t未満のトラックは2万5000VND(約146円)、16人~30人乗りのバスと5~7tのトラックは6万VND(約350円)となっている。