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国連開発計画(UNDP)およびオックスフォード大学オックスフォード貧困人間開発イニシアティブ(OPHI)が先般発表したグローバル多次元貧困指数(MPI)によると、ベトナムは多次元貧困の削減に成功した25か国の一つに入っている。
2021年時点の統計によると、ベトナムの人口の1.9%にあたる180万人が多次元貧困状態、同3.5%にあたる330万人が多次元貧困にさらされやすい状態にあるとされている。
多次元貧困指数は、収入(1日あたり2.15USD=約297円未満)に加えて、医療、教育、生活水準の面における貧困の程度に基づいて評価されたもの。
なお、多次元貧困の削減に成功した25か国にはベトナムの他に、◇カンボジア、◇中国、◇コンゴ、◇ホンジュラス、◇インド、◇インドネシア、◇モロッコ、◇セルビアなどが含まれる。