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南部メコンデルタ地方バクリエウ省バクリエウ市の幹線道路となるボーバンキエット通りの計画地に、20年余りにわたって2軒の住宅が居座っている問題で、2軒のうち1軒が立ち退きに応じることになった。同省人民委員会が11日、発表した。
発表によると、ドー・タイン・フンさんの家族は11日までに自発的に家屋の取り壊しと立ち退き、当局への敷地の引き渡しに同意した。人民委員会は、歓迎すべき決断であり、省当局と住民から高い支持を受けていると評価した。今後引き渡しの手続きを進めると共に、フンさんの家屋の取り壊しと立ち退きを補助するため、人員を派遣する予定だ。
計画地には、グエン・ティ・フオンさんの住宅がまだ残っている。人民委員会は引き続き、立ち退きに関する問題の解決と説得に注力する方針だ。
ボーバンキエット通りは、省の行政中心地区とフンブオン広場を結ぶ幹線道路で、20数年前に拡幅工事が着手された。道路が敷地にかかる62世帯のうち60世帯は立ち退きに応じたが、2世帯が応じていなかった。