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ホーチミン市資源環境局が同市人民評議会に提出した報告によると、廃棄物による汚染地域は2022年に新たに113か所発生し、既存の地域と合わせて1002か所に増えた。
市はこれまでに、全体の99%に当たる989か所を処理し、このうち243か所は菜園や公園など、地元の共有グリーンエリアに転換された。
また、同年に市内の道路や路地裏などに2200個近くの公共ごみ箱が新たに設置された。これにより、市内のごみ箱の総数は4万2250個に増加した。
生活ごみの分別に関して、同市では2年前から「リサイクルごみ」と「その他のごみ」の2種類に分けている。
なお、環境保護法では、家庭や個人の日常生活から発生する固形廃棄物は、◇リサイクル可能な廃棄物、◇食品廃棄物、◇その他の廃棄物の3種類に分別することが規定されている。
しかし、同市では3種類の分別を行うためのインフラが整っていないため、実現には至っていない。