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ホーチミン市1区にあるサイゴン動植物園で13日、5月13日に生まれた2頭のベンガルトラの赤ちゃんの生後1か月を祝う誕生日パーティーが盛大に開かれた。
当日は母トラが赤ちゃんを口にくわえ、観覧者にお披露目するかのように展示室のガラス付近まで歩く姿が見られた。
2頭の父親は2014年に同じくサイゴン動植物園で生まれたトラで、母親は2022年に東南部地方ビンズオン省森林保護支局から同園が受け入れた保護トラ4頭のうちの1頭だ。赤ちゃんは、ビンズオン省にちなんで「ビン(Binh=平)」と「ズオン(Duong=陽)」と名付けられた。
飼育員によると、母トラが赤ちゃんトラをくわえて檻から出ることが少ないため、赤ちゃんトラの性別はまだわかっていないという。
サイゴン動植物園では、2014年に初めてインドシナトラ5頭とベンガルトラ4頭の飼育環境下での繁殖に成功した。2015年にはベンガルトラの白変種であるホワイトタイガー2頭が誕生しており、今回が同園で8年ぶりのトラの誕生となった。