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北部紅河デルタ地方ナムディン省ザオトゥイ郡(huyen Giao Thuy)にあるスアントゥイ国立公園で20日、団体で潮干狩りに来ていた生徒と保護者の計2人が川に流されて溺死していたことが分かった。
溺死したのは、ハノイ市ナムトゥーリエム区タイモー街区にある某中学校に在籍中の中学1年生(日本の小学6年生に相当)のL君と、別の生徒の保護者Kさん(男性)。
保護者会がグループ旅行を手配し、クラスの生徒26人とその保護者27人の計53人が同国立公園を訪れた。クラス担任は参加せず、保護者のKさんが団長を務めていた。
生徒と保護者らは公園内で手配した船でホン川(紅河)とチャー(Tra)川の間の砂州まで移動し、潮干狩りをしていたところ、川が急に増水し、複数の人が流された。
Kさんは生徒2人を救助した後、保護者が同行していなかったL君の救助を試みたが、2人は流されて溺死した。L君の遺体は21日午前3時ごろに事故現場の近くで、Kさんの遺体は同日午後1時30分に事故現場から2km離れた地点で発見・収容された。
なお、事故後、同国立公園は観光客の受け入れを一時停止している。ハノイ市教育訓練局は学校に対し、旅行や野外体験活動などの自発的な催行を禁止した。