イメージ写真 写真の拡大. |
韓国統計庁は16日、「2022年婚姻・離婚統計」を発表した。
韓国における2022年の婚姻件数は19万1700件で、前年比▲0.4%減少した。人口1000人あたりの婚姻件数である婚姻率は、▲0.1件減の3.7件となる。また離婚件数は9万3200件で、▲8.3%減少した。人口1000人あたりの離婚件数である離婚率は1.8件となり、▲0.2件減少している。
韓国人と外国人との婚姻件数は+27.2%増の1万6700件に達した。うち、外国人女性との結婚は+33.6%増の1万2000件、外国人男性とは+13.2%増の4700件と、いずれも2桁ずつ増加している。
外国人配偶者の国籍をみると、外国人女性ではベトナムがトップで、これに中国、タイなどが続いた。外国人男性では米国、中国、ベトナムの順となっている。韓国人男性とベトナム人女性との婚姻件数は、+151.6%増の3319件と大きく増加した。ベトナム人男性との婚姻件数も586件で+33.2%増えている。
一方、外国人配偶者との離婚件数は▲5.9%減の5800件だった。うち、外国人女性との離婚件数は▲8.2%減の4000件、外国人男性との離婚件数は▲0.5%減の1800件と、いずれも減少傾向にある。
国籍別でみると、離婚した外国人妻の国籍は中国、ベトナム、タイの順となった一方、外国人夫は中国、日本、米国、米国となった。ベトナム人妻・夫との離婚件数は、いずれも年々増えている。