(C) baogiaothong 写真の拡大. |
ハノイ市公共交通管理センター(HPTC)によると、2022年における市内のバスによる公共旅客輸送量は前年比+67.7%増の3億4000万人で、うち補助金付き路線バスが同+72.0%増の3億3400万人へと急増し、全体の98%超を占めた。
同市は2022年に、新規11路線の運行を開始した。これには、ハノイ市都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)に接続する路線バス5本と、電気バス路線6本が含まれる。また、バス停163か所の開設、バス217台の新規購入・切り替え、電気バス97台とCNGバス37台の導入などを行った。
2022年末時点で、同市は154路線のバスを運行している。内訳は、補助金付き路線バスが132本、補助金なしの路線バスが8本、市と7つの近隣省を結ぶ路線バスが12本、2階建て観光バスが2本となっている。バスで接続されている近隣省は、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省、◇同ハナム省、◇同バクニン省、◇同ハイズオン省、◇同ビンフック省、◇東北部地方バクザン省、◇西北部地方ホアビン省の7省。
同時点で運行されているバスの台数は2288台で、うち補助金付き路線バスが2033台を占め、いずれも全地球測位システム(GPS)や車載監視カメラなどが装備されている。