(C) thanhnien 写真の拡大. |
文化スポーツ観光省傘下のベトナム観光総局は、2月から機関名を「ベトナム国家観光局(Cuc Du lich Quoc gia Viet Nam)」に改称する。
これは、文化スポーツ観光省の機能・任務・権限・組織構造を規定する政令第1号/2023/ND-CP(2月20日施行)に合わせたもの。
ベトナム観光総局の前身は1960年に設立されたベトナム観光社。その後、1978年に政府評議会の直属機関として同総局が設立された。1991年には貿易観光省(当時)傘下となり、1992年には政府傘下機関となった。2007年からは文化スポーツ観光省の傘下となっている。
ベトナム観光総局はグエン・チュン・カイン氏が総局長を務めており、傘下には旅行部、ホテル部、観光市場部、国際協力部、観光開発研究所などがある。
なお、2022年の国内観光客数は1億0100万人で、コロナ禍前の水準を超えた。また、海外からの観光客は360万人となった。観光収入は495兆VND(約2兆7000億円)となり、年間計画を23.0%上回った。