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南中部地方カインホア省警察捜査警察機関は23日夜、Ischoolニャチャン校で発生した集団食中毒について、食品安全衛生に関わる違反があったとして、刑事事件として立件することを決定した。
事件が発生したのは17日、昼食で出された給食を食べた生徒・教師らが体調不良を訴えて、600人余りが病院に緊急搬送され、入院する事態となった。このうち、外国人の父親とベトナム人の母親を持つ小学校1年生の男児がホーチミン市の病院への転送途中で死亡している。
ニャチャン市パスツール研究所が実施した検査では、当日出された給食サンプルのうち手羽先の揚げ物から、サルモネラ菌、セレウス菌、大腸菌が検出され、ヌクマム(魚醤)からもセレウス菌が検出された。
ニャチャン市保健当局によると、同校の給食(930食分)の管理責任者は、ブイ・ゴック・ラム氏。なお、調理は校内の調理場で行われていた。同氏は2015年に、同校での食品・飲料・海産物販売に関する事業許可を取得しており、2022年10月には、保健当局による食品安全証明書の3度目の発行も受けていた。