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国民的音楽家チン・コン・ソンを描いた映画「Em Va Trinh(わたしとチン)」の制作会社ギャラクシー・プレイは9月30日、メディア発表として吉井美知子さんに対して書面で謝罪した。
書面で同社は、音楽家チン・コン・ソンの生涯や人柄を描くうえで、音楽家の家族に直接の取材をするとともに、各種メディアですでに公開されている情報を頼りに制作したと説明。その中に、音楽家の作品に対する研究実績があり、音楽家の人生における特別な存在として吉井さんがあったとし、吉井さんにも何度も取材を打診したが返答が得られず、沈黙を同意と誤解したことで、吉井さんの承諾がないまま制作を進めてしまったと釈明した。
同社は、故意ではなかったものの吉井さんと家族を傷つけたことを認め、謝罪した。
これに先立ち、吉井さんは9月13日、ギャラクシー・プレイに対して、プライバシーを許可なくみだりに公開したとして、公開謝罪を書面で求めていた。6月17日に公開された映画には、吉井さんとされる女性がフルネームで登場し、彼女とチン・コン・ソンとのエピソードが多数描かれている。