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ホーチミン市などでシェアサイクル事業の展開を計画するチーナムグループ(Tri Nam Group)は、同市でのプロジェクトを次の段階に進めるべく、同事業に電動自転車を導入する方針。
同社のドー・バー・ザン会長によると、電動自転車2台を輸入して、ハノイ市内で試験的に稼働させている。新たに導入する電動自転車は、既にホーチミン市を含む一部地域を走っているシェアサイクルと同じ、ブルーのカラーリング。試験的に走らせている電動自転車はここまで概ね好評を得ている。
同社はホーチミン市交通運輸局と同市人民委員会の許可が下りれば、同市でのシェアサイクル事業を第2段階目へと移行し、1年間の試行期間を経て、電動自転車を正式に導入する計画。
これに先立ち、同社は市交通運輸局に対し、◇1区、◇トゥードゥック市、◇3区、◇7区、◇ビンタイン区、フーニュアン区でのシェアサイクル事業拡大を提案。特に、メトロ1号線の駅と各バス停周辺での事業拡大を優先することを提案していた。
ホーチミン市では2021年末にシェアサイクル事業の試行を開始。バス停や公園などの近くにある1区の各通りに43か所のサイクルポートが設置され、388台の公共自転車が貸し出しされている。