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光海底ケーブル「アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)」のS3支線で26日午後4時ごろからトラブルが発生しており、ベトナムから海外へのアクセスに影響が生じている。
インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)によると、トラブルが発生したポイントは中国上海の陸揚げ地点である崇明区から427km離れた地点とみられる。
通信事業者は現在、一部の接続を迂回ルートに切り替えるなどして対応している。
2016年に運用が開始されたAPGは、総延長約1万0400km、総設計容量54.8Tbps。陸揚げ地は日本、韓国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールで、故障の原因となる地震や台風などの多発地域を回避するルートに敷設されているが、毎年トラブルが頻発している。
今年に入ってAPGでトラブルが発生したのは今回が2回目。前回のトラブルは4月に発生したもの。2021年通年には4回のトラブルが発生した。