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ドイツの調査会社インターネーションズ(InterNations)が発表した、駐在員が住みやすい・働きやすい海外居住地のランキング「エクスパット・インサイダー(Expat Insider)」2022年版によると、ベトナムは52か国・地域中7位となり、8年連続でトップ10入りを果たした。なお、日本は47位だった。
このランキングは、181か国・地域で生活する177の国籍の外国人1万1970人を対象として、◇生活の質、◇定住の容易度、◇海外勤務、◇個人収支、◇生活コストの5項目・37指標を評価し、点数化したもの。
項目別のベトナムの順位は、「個人収支」が1位、「定住の容易度」が9位、「海外勤務」が29位、「生活コスト」が46位、「生活の質」が48位だった。
ベトナムは、回答者の92%が「生活のあらゆるニーズを満たすのに十分な可処分所得がある」と答えた。回答者の80%がベトナムでの個人の財政状況に満足していると回答し、世界平均の45%を大きく超えた。
在ベトナムの駐在員の24%が「年収2万5000~5万USD(約345万~690万円)未満」、19%が「5万~7万5000USD(約690万~1035万円)未満」、14%が「7万5000~10万USD(約1035万~1380万円)」と回答した。
一方、回答者の50%超が都市環境の質に不満を訴え、うち64%が大気の質に満足していないと回答した。また、80%が現地語(ベトナム語)を学ぶのが難しいと感じている。
同ランキングのトップ10は以下の通り。
1位:メキシコ
2位:インドネシア
3位:台湾
4位:ポルトガル
5位:スペイン
6位:UAE
7位:ベトナム
8位:タイ
9位:オーストラリア
10位:シンガポール