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政府の行政改革指導委員会は25日、全国63省・市と17の中央省庁を対象とした「2021年行政改革指数(PAR INDEX)」を発表した。地方別では100点満点中91.80点の北部紅河デルタ地方ハイフォン市が初めて首位を奪った。省庁別では91.90点の司法省が首位となった。
地方の2位以下は、◇東北部地方クアンニン省、◇南中部沿岸地方ダナン市、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省、◇北部紅河デルタ地方ビンフック省の順。一方、最下位は南部メコンデルタ地方キエンザン省。ハノイ市は前年から順位を2つ落とし、10位となった。ホーチミン市も順位を20位落とし、43位となった。
省庁の2位以下は、◇財政省、◇ベトナム国家銀行(中央銀行)、◇内務省、◇外務省、◇資源環境省の順。最下位は科学技術省(78.72点)、ワースト2位は教育訓練省(80.61点)、同3位は保健省(80.67点)だった。トップと最下位の差は13.18点で、前年から拡大した。
このほか、内務省が発表した「2021年の行政機関のサービスに対する国民の満足度指数(SIPAS INDEX)」ではクアンニン省とハイフォン市がそれぞれ1位、2位を維持した。最下位は東北部地方カオバン省、ワースト2位は東南部地方ビンフオック省だった。