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南中部沿岸地方ニントゥアン省のタイホア総合病院は8日、台湾系の産業用コンピューターメーカーであるアドバンテック(Advantech)傘下のアドバンテック・ベトナム(Advantech Vietnam)と、デジタルトランスフォーメーション(DX)を導入して「アイホスピタル(iHospital)」ソリューションを展開する提携を結んだ。スマートホスピタルのモデルを構築する。
アドバンテックと米インテル(Intel)がシステム設計とアイホスピタルソリューションの提供を担い、スマート医療設備と病院の実際のニーズを融合する。
タイホア・アイホスピタルでは、◇監視カメラと人工知能(AI)を統合した入退室管理システム(ACS)、◇順番待ちシステム(iQ)、◇スマート手術室システム(AVAS)、◇遠隔医療(テレヘルス)、◇薬局管理システム(iMed)などを導入する。
タイホア総合病院のチュオン・ティ・ビック・トゥアン院長は、各種ソリューションの支援を受けることで、医療スタッフの診断や治療、手術の能力が向上し、不必要な転院の減少や各病院の患者の過密状態軽減に貢献できると述べた。タイホア・アイホスピタルはファンラン・タップカム市で6月に開院する予定になっている。