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12月14日から19日にかけてインドネシアで「第18回国際数学・科学オリンピック(IMSO 2021)」が開催された。この大会で、ベトナム代表として出場したハノイ市の小中学生24人のうち22人がメダルを獲得した。
数学部門では、銀メダルと銅メダルをそれぞれ6人が獲得。科学部門では、3人が銀メダル、7人が銅メダルを獲得した。ベトナムは昨年大会より、メダル獲得数を2つ増やしたが、今年は例年より試験問題が難しかったとされ、金メダルを獲得した児童・生徒はいなかった。昨年大会では、数学部門で2人が金メダルに輝いていた。
ベトナム代表団の代表者は、「ベトナムの小中学生はコロナ禍の今年、7か月以上も通学が出来ておらず、教師らの指導の下で自宅学習を続けてきたことから、今大会の結果は称賛に値するものだ」と述べた。
なお、今年の国際数学・科学オリンピックには、世界20か国・地域から13歳以下の小中学生約450人が参加。コロナ禍のため、参加者はそれぞれの国で同時刻に試験を受けた。