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地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の非営利組織であるビンフューチャー基金(VinFuture)はこのほど、「第1回ビンフューチャー賞」の審査を終了し、4つの優れた科学研究を表彰することを決定した。
ビンフューチャー基金は、科学研究と技術イノベーションを促進して世界中の人々の生活向上を目的とする国際科学技術賞「ビンフューチャー賞」を主催する。同賞は、人類共通の課題を解決するための科学研究や発明、技術イノベーションに貢献した人々に贈られ、国籍や性別、年齢を問わない。
授賞式は2022年1月20日の夜にハノイ市ホアンキエム区の市民劇場(オペラハウス)で盛大に開催される。大賞と3つの特別賞を授与し、大賞の賞金は300万USD(約3億4200万円)に上る。特別賞の賞金は50万USD(約5700万円)となる。
初年度となる今回は、ハーバード大学やケンブリッジ大学、オックスフォード大学、東京大学、アメリカ国立衛生研究所、マックス・プランク学術振興協会、中国科学院など世界各国の教育機関・組織から1200件近くの応募が集まり、60か国以上から集まった約600件のプロジェクトがノミネートされることになった。