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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が拡大していることを受け、ハノイ市ドンダー区当局は13日正午以降、区内の飲食店での店内飲食や、公共の場での文化・スポーツ、娯楽などの不要不急の活動の停止を決定し、区民に外出自粛を要請している。
ドンダー区は、ハノイ市が10月13日に新常態(ニューノーマル)に移行してから対策を強化した最初の地域となる。同区では、直近2週間に1300人以上の市中感染者が確認されており、感染流行状況レベルはレベル3(高リスク:オレンジゾーン)となっている。
飲食店は、店内飲食を停止し、テイクアウトのみとするほか、21時までに閉店しなければならない。
また、区民は不要不急の外出を自粛し、外出時はマスクの着用や健康申告が求められる。
1部屋に20人以上が集まる会議やイベント、宗教・礼拝施設などに20人以上が集まる宗教行事や祭事を制限するほか、職場や学校、病院以外の公共の場に10人以上が集まることも禁止する。各種活動に参加する場合は、ワクチン接種を終えているか感染後に回復していること、また72時間以内の検査で陰性であることが条件となる。
高校と職業訓練センターは対面授業を停止し、追って通知があるまでオンライン授業に切り替える。
なお、ハノイ市内では、新常態に移行してから店内飲食や公園、ホテル、公共交通機関など、カラオケ、ディスコ、マッサージを除く各種サービスを順次再開している。