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交通運輸省は25日、航空および鉄道各社に対し、乗客に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の実施に関する誓約書への記入を求めるのを停止するよう指導した。
航空機・列車の利用客は、今月20日から新型コロナ対策の実施に関する誓約書への記入を求められている。これは、乗客に対し、滞在先で新型コロナ対策に関する規定の遵守について責任を負うことを保証させるためのもの。
しかし、現在行われている誓約書への記入は、空港や駅で混雑を引き起こす原因となっており、出発時間の遅延に繋がる可能性があるため、交通運輸省は出発前の誓約書記入を停止することを決定した。
これにより、新型コロナ対策実施に関する誓約書に記入する必要は無くなるが、乗客は引き続きアプリ「PC-Covid」で健康申告を行い、新型コロナ対策を厳守することが求められる。
なお、交通運輸省は、同省傘下の情報技術センターに対し、保健省傘下情報技術局および情報通信省傘下情報技術応用局と協力し、アプリ「PC-Covid」に「新型コロナ対策実施に関する誓約書」の機能を追加するよう指導した。