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ドイツ政府から供与された英アストラゼネカ(AstraZeneca)製ワクチン計260万回分がホーチミン市に到着し、27日に外務省の事務所で引き渡し式典が催された。
式典には、トー・アイン・ズン外務次官や在ベトナム・ドイツ大使館のグイド・ヒルドナー大使らが出席した。これは、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が提案していた余剰ワクチンによるベトナム支援が実現したもの。
これに先立ち、ドイツ政府は9月16日、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」を通じて、85万回分のワクチンをベトナムに供与していた。
今回の追加供与を含めると、ドイツからベトナムへのワクチン供与は計345万回分に上る。