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地場系大手不動産デベロッパーのエコパーク・グループ(Ecopark Group)を創設したDB投資開発(DB Investment And Development)が購入した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬「レムデシビル(Remdesivir)」20万本のうち、最初の10万本がこのほど、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
この10万本は、ホーチミン市や東南部地方ドンナイ省、南部メコンデルタ地方ロンアン省、ハノイ市、南中部沿岸地方カインホア省、東南部地方バリア・ブンタウ省、南中部沿岸地方フーイエン省、南中部高原地方ラムドン省、北中部地方ゲアン省など、新型コロナの影響を大きく受けている地域に配分された。
また、数日中に残り10万本が到着する予定。この20万本で新型コロナ患者2万~3万人の治療に対応できるという。
「レムデシビル」は、米食品医薬品局(FDA)が2020年10月に新型コロナ治療薬としての使用を認めた抗ウイルス薬。なお、今回DB投資開発が輸入するのは、米マイラン(Mylan)社が製造したもの。