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ファム・ミン・チン首相は首相公電第1108号/CD-TTgを発出し、省・市レベルの人民委員会に対し、9月2日の建国記念日に伴う連休中に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を強化するよう指示した。
2021年最後の祝日となる 9月2日の建国記念日に伴う連休は9月2日から5日までの4連休で、連休中に感染拡大の危機が高まることが懸念される。
4月30日の南部解放記念日と5月1日のメーデーに伴う4月30日から5月3日までの4連休中に対策が不足していたことが原因で、連休明けに第4波が急拡大した。特に南部ではホーチミン市や東南部地方ビンズオン省など経済活動が盛んな省・市で市中感染が深刻化し、国全体に多大な影響が及んでいる。
首相はこれを教訓として、省・市レベルの人民委員会主席に責任を持って対策に取り組むよう促した。
◇社会的隔離措置が適用されている省・市:
移動を極力制限し、人と人、世帯と世帯、行政区と行政区の間のソーシャルディスタンスを厳守させ、対策に違反した場合は厳格に処分する。また、生活必需品を十分に供給し、治安維持、医療サービスも徹底させる。
◇その他の省・市:
5K(◇マスク、◇消毒、◇間隔、◇大勢で集まらない、◇健康申告)の厳守をはじめ、各種対策を強化する。イベントの開催、不必要な集まり、公共の場や娯楽施設、観光地、宗教施設などでの活動を中止する。監視・検査を強化し、対策に違反した場合は厳格に処分する。
なお、新型コロナ対策にあたる各部隊は、発生し得る問題を迅速に解決できるよう、24時間体制で当直しなければならない。