(C) tuoitre 写真の拡大. |
ハノイ市ホアンキエム区ゴークエン通り2番地(2 Ngo Quyen, quan Hoan Kiem)のトゥンシンスクエア(Tung Shing Square)5階で25日午後、米国疾病予防管理センター(CDC)東南アジア地域事務所の開設式が開催され、ベトナムを公式訪問中の米国のカマラ・ハリス副大統領やファム・ビン・ミン副首相、グエン・タイン・ロン保健相らが立ち会った。
ハリス副大統領は、CDC東南アジア地域事務所は世界4か所にあるCDC地域事務所の1つで、東南アジア地域で今後発生する可能性のある健康に対する脅威に対処するための支援を行うことを目的としていると強調した。
ハビエル・ベセラ米厚生長官は米国からCDC東南アジア事務所の開設を祝うメッセージを送り、「米国にとってベトナムを含む同地域との関係が重要であることの証だ」と述べた。CDCのロシェル・ワレンスキー所長は、CDC東南アジア事務所は域内で健康に関するデータを収集する中核となり、疫病防止に取り組むことを確認した。
米国は現在、ベトナムの2か所で保健緊急オペレーションセンターを運営し、ベトナム保健省の監察下で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報収集を行っている。CDC東南アジア事務所は両センターと連携して伝染病の発生に目を光らせる。