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ホーチミン市交通運輸局は同市保健局の提案を受け、配車アプリ車両による医療従事者および完治者の無料輸送を開始した。
同事業では、配車アプリ車両150台を動員。このうち、シンガポール系グラブ(Grab)が8月20日から9月15日までの間に100台、インドネシア系ゴジェック(Gojek)が8月20日から9月20日までの間に50台を動員する。
各車両は、新型コロナ対策に当たる医療従事者と医療機器を病院や医療センター、検査施設まで輸送するほか、新型コロナが完治した患者を病院から居住地まで無料で輸送する。同サービスは上記の期間中無休で実施。当面は午前6時から午後6時までの時間帯で運行。
グラブとゴジェックは、サービス開始から1週間の成果を評価して運行時間帯の拡大を検討する。なお、同事業に動員する車両はQRコードで管理されることになっている。
なお、ゴジェックはこのほど、自動車配車サービス「ゴーカー(GoCar)」を発表した。ただし、通常の配車はまだ開始しておらず、医療従事者および完治者の無料輸送のみ行っている。