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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が急拡大しているホーチミン市で、仕事や住む場所に困っている人を助ける「雇用コミュニティ(雇用ATM)」と「下宿コミュニティ(下宿ATM)」の2つのプログラムが開始された。ホーチミン共産青年同盟(青年団)中央とベトナム青年連合会中央の指導の下、青少年ソーシャルワークセンターが実施する。同センターは、年中無休で活動する事務所を設置した。
同センターのグエン・タイン・ハン所長によると、ホーチミン市では地方から出稼ぎに来て働いていたものの、新型コロナの影響で仕事を失って生活費に困り、仕方なく故郷に帰る人が多い。一方、感染対策をしながら生産・経営を継続する企業や、一時的に下宿を提供する篤志家も多いという。
そのため同センターは、「雇用ATM」と「下宿ATM」の2つのプログラムにより仕事や下宿先を必要とする人に無料で紹介する仲介サービスを提供する。また、貧困層向け慈善食堂など実施中の社会活動を通じて、食品や必需品を支援する予定だ。