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ホーチミン市は15日、市内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が急拡大していることを受け、現在適用している首相指示第16号/CT-TTgとさらに厳しい措置(いわゆる首相指示第16号+)に沿った社会的隔離措置を、16日午前0時から9月15日まで1か月間延長することを決定した。
ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン主席によると、同市は9月15日まで2つの段階に分けて対策を実施していく。
8月31日までの第1期では、◇死亡率の低下、◇医療施設への受け入れ・治療を行わない感染者の重症化阻止、◇「グリーンゾーン(危機度合いが最も低い範囲)」の拡大を目標に掲げる。また、カンゾー郡、ニャーベー郡、クチ郡、フーニュアン区、5区、7区、11区の感染状況を制御する。
9月1日から15日までの第2期では、15日までに市内の感染状況を制御することを目指す。具体的な目標は、◇死者数を▲20%減らす、◇重症患者数を▲20%減らす、◇1日の入院患者数が1日の退院患者数を超えない、◇1日の入院患者数が2000人を超えない、◇18歳以上の人口の70%が1回目のワクチン接種を終え、15%が2回目の接種を終える。
同市はこれに先立ち、5月31日午前0時よりゴーバップ区と12区タインロック街区で首相指示第16号、その他の地域で首相指示第16号より規制が緩い首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用した。
その後、措置の適用期間を延長し、6月15日午前0時以降は市内全域で首相指示第15号を適用。29日午前0時以降は同市人民委員会指示第10号/CT-UBNDを適用していた。
さらに、7月9日午前0時より市内全域に首相指示第16号を適用し、8月1日まで延長。首相指示第16号を実施するための一部措置の強化についてまとめた指示第12号-CT/TUも発出した。2日以降も措置を14日間延長することを決定していた。