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フランスのエマニュエル・マクロン大統領は12日、自身のツイッター(Twitter)でフランスがベトナムに67万回分の新型コロナウイルスワクチンを寄贈すると発表した。
ワクチン67万回分は、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」を通じてベトナムに供給される見通し。
ベトナムのファム・ミン・チン首相はこれに先立つ6月14日、フランスのジャン・カステックス首相と電話会談し、新型コロナ対策に関するノウハウの共有やワクチン調達を支援するよう要請していた。
ベトナムでは、新型コロナ第4波による感染が急拡大しており、中でも商都ホーチミン市が深刻な被害を受けている。そんな中、ベトナムは国産ワクチンの開発に注力すると共に、先進国パートナーに対し、ワクチン調達での支援を呼び掛けている。