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内務省はこのほど、各地方の人口規模と面積の2つの基準に基づいて行政単位の再編を試行する案を明らかにした。
2022~2025年はそのための準備期間で、2026~2030年に再編を実施するとしている。
行政単位の基準と分類に関する2016年の国会常務委員会決議第1211号/2016/UBTVQH13によると、人口規模と面積の基準は、◇山岳地帯と高原地帯に属する省:90万人以上、8000km2以上、◇それ以外の地方の省:140万人以上、5000km2以上、◇中央直轄市:150万人以上、1500km2以上となっている。内務省は、山岳地帯と高原地帯に属する省のこの基準を実情に合わせて、「70万人以上、1万2000km2」に改正するよう提案している。
面積が基準に達しておらず、合併される可能性がある地方としては、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:822.7km2、◇北部紅河デルタ地方ハナム省:860.5km2、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省:926km2、◇北部紅河デルタ地方ビンフック省:1238.6km2、◇南中部沿岸地方ダナン市:1285.4km2、◇北部紅河デルタ地方ニンビン省:1378.1km2、◇南部メコンデルタ地方カントー市:1409km2、◇南部メコンデルタ地方ビンロン省:1475km2、◇北部紅河デルタ地方タイビン省:1570.5km2、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省:1652km2などがある。
人口(2019年)が基準に達しておらず、合併される可能性がある地方としては、◇東北部地方バクカン省:31万3905人、◇西北部地方ライチャウ省:46万0196人、◇東北部地方カオバン省:53万0341人、◇南中部高原地方コントゥム省:54万0438人、◇南中部沿岸地方ニントゥアン省:59万0467人、◇西北部地方ディエンビエン省:59万8856人、◇南中部高原地方ダクノン省:62万2168人、◇北中部地方クアンチ省:63万2375人、◇西北部地方ラオカイ省:73万0420人、◇南部メコンデルタ地方ハウザン省:73万3017人などがある。