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首相は17日、南部を中心に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が急拡大していることを受け、7月19日午前0時より南部16省・市に最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用することを決定した。この措置は14日間にわたり適用する。
対象となる16省・市は、◇南部メコンデルタ地方カントー市、◇東南部地方ビンフオック省、◇同タイニン省、◇同バリア・ブンタウ省、◇南部メコンデルタ地方ティエンザン省、◇同ロンアン省、◇同ビンロン省、◇同ドンタップ省、◇同ベンチェ省、◇同ハウザン省、◇同アンザン省、◇同バクリエウ省、◇同ソクチャン省、◇同チャビン省、◇同カマウ省、◇同キエンザン省。
ベトナム国内では新型コロナの第4波の市中感染者数が17日午前までに4万2715人に達し、中でもホーチミン市が2万5682人で省・市別で最多となっている。
このほか、◇ホーチミン市、◇東南部地方ビンズオン省、◇東南部地方ドンナイ省ではすでに首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用しているが、感染状況を鑑みて現状の社会的隔離の期限に留めるか、16省・市と同じく19日午前0時より14日間の延長とするかを、省・市の人民委員会主席が決定前に首相に報告するよう求めた。